2014年10月04日

商標

「TOEICじゃない、必要なのは経済常識を身につけることだ!」

これは、ある本のタイトル。「ある本」って、そのタイトルが付いた本だけど。版元はワックという名の会社だが、残念ながらミスである。TOEICという文字をタイトルに入れる場合は、ETSの許可を取る必要がある。そして、TOEICという表記は認められていない。「TOEICテスト」や「TOEIC TEST」のように「テスト」を意味する言葉を入れる必要がある。
posted by ヒロ前田 at 00:24| Comment(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
残念ながらミスはあなたのblogでの指摘です。商標と商品又は役務(サービス)との関係を商標法で確かめて下さい。商標登録されたモノ、例えば社名が本のタイトルにある例は枚挙に暇がないです。

例:「なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか」
Posted by str at 2014年11月01日 09:02
strさんへ、
コメントをいただきありがとうございました。ボクが記事で書いたことは事実であり、strさんが書かれている内容も事実だと思いますが想定された内容がTOEICではないため、単に異なる議論だと思います。ポイントは2つあります。「TOEICという文字をタイトルに入れる場合は、ETSの許可を取る必要がある」と「TOEICという表記は認められておらず、「テスト」や「TEST」という言葉と一緒に使う必要がある」という2点です。これらに含まれる「必要がある」という表現は、法的な必要性に限定していません。(お書きくださった内容からすれば法的にはむしろ必要ないということでしょうが)ETSが出版社など団体や個人に対して設定している規則があるのです。結果として、実際にルールを守っていないことで刊行後にタイトルや表紙を差し替えることになった本が何冊もありますので、そういった状況から「必要がある」と書きました。
Posted by 前田 at 2014年11月01日 23:03
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