2013年04月19日

発売前の増刷

『究極の模試600問』の6刷が決定されたらしい。発売から約1年なので悪いペースではない、と思いながらカフェオレを飲んでいたら、スポニチのニュースが目に入った。

2013年4月12日に発売された本。4月18日に8刷を決定。100万部。スポニチに出ていたニュースによれば、そうらしい。
文芸春秋は18日、村上春樹さんの新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の発行部数が8刷計100万部になったと発表した。12日に発売されてから7日目。同社によると「文芸書としては最速の100万部達成」という。村上さんの作品では、10年4月発売の前作「1Q84 BOOK3」(新潮社)が12日目に100万部に到達していたが、これを5日塗り替えた。


発売の7日後に8刷を決めたということは、発売後に毎日増刷を決定していたのかと思ってしまうかも知れないが、そんなはずはない。発売前の「予約注文」の様子を見て、初版の印刷手配が終わった後で、発売より前に2刷を決めることがあるからだ。そう言えば、『究極の模試600問』にも起きた現象だ。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の場合、発売日より前にどれくらい増刷が決まっていたのだろうか。
予約が多かったことから発売前に増刷を重ね、発売時は50万部。初日にも異例の10万部増刷を決めたが、売り切れ店が続出。15日には80万部に達していた。今後は連日、書店に入荷し、大型連休明けには、今回の増刷分も行き渡るという。


すさまじい。最近どこかで聞いた話によれば、最近だと、小説は1万部売れたらそこそこのヒット作らしい。それなのに、発売から1週間で100万部を印刷するというのは異常すぎる。しかも8刷ということは、実際に売れているということだ。初版100万部と8刷100万部では意味がまったく違う。
posted by ヒロ前田 at 06:36| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月12日

無料配布

企業でTOEIC研修をする際に、クライアント企業から「テキストは使用しないで欲しい」というリクエストが出ることがある。市販されている本の購入を必須にしないで欲しいという意味だ。2時間前後の単発セミナーであれば、本の購入を必須にするつもりはないので、そのリクエストに応じることは簡単だ。

市販本の購入を必須にしないで欲しいという要望の背景の1つに「経費をかけたくないので、テキストを購入できない」といった事情がある場合もある。

これは「もし、金銭的な余裕があれば、本を会社が購入して参加者に無料配布する」ことを意味していると思われる。でも、それは参加者のためになるのだろうか。企業研修の目的は「参加者が成果を出す」ことのはずなので、会社の状況がどうであれ、教材を無料配布することは効果的とは思えない。多くの場合、人は無料でもらった教材を有効に活用できるとは思えないからだ。

参加者に、自費で購入することを推奨できないのだろうか。著者としては、本を買っていただくことより、成果を出していただくことの方が嬉しい。だから、会社が本をまとめて買って参加者に無料配布するよりは、参加者に自費で購入していただきたい。たとえ数が少なくても。
posted by ヒロ前田 at 03:42| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月02日

師走の由来

2012年12月はイベントやセミナーが多かった。
12月1日、2日 究極のゼミ合宿 其の壱
12月8日 モニタリングイベント
12月9日 第176回TOEIC公開テスト
12月11日 企業研修
12月16日 究極のモニタリング500問
12月18日 企業研修
12月21日 対談の録音
12月22日 いきなり! First Live 出版記念ライブ
12月28日 第18回ダッシュ・フォーラム

「師走」は「教師も走るくらい忙しい」ことが由来だと、どこかで聞いたことがあるが、本当なのか。Wikipediaで調べてみた。

12月(じゅうにがつ)はグレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)に当たり、31日ある。日本では、旧暦12月を師走(しわす)または極月(ごくげつ、ごくづき)と呼び、現在では師走は、新暦12月の別名としても用いれ、その由来は僧侶(師は、僧侶の意)が仏事で走り回る忙しさ(平安後期編『色葉字類抄』)からという平安期からの説がある。また、言語学的な推測として「年果てる」や「し果つ」等から「しわす」に変化したなどという説もある。


教師に関係ないではないか。
posted by ヒロ前田 at 02:32| Comment(0) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月28日

出版界の謎

発売前なのに「究極のゼミ」2冊の増刷が決まった。修正すべきことがあれば、12月5日(水)までに編集部に連絡しなくてはならない。

発売前なので、市場からの反応は不明なのに増刷を決めるのは不思議な感じがする。どうやら、年末年始の休暇中には増刷手配ができないから、早めに準備をするらしい。でも、発売日は印刷前から決まっていたはずだ。だから、初版部数を多めにしておけば増刷せずに済んだのではないか。

きっと、そうしない理由もちゃんとあるのだろう。

出版界には、いろんな謎がある。
posted by ヒロ前田 at 23:00| Comment(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

和暦と音読とコロケーション

弊社は10月決算なので、10月31日で第4期が終了した。すでに第5期に突入している。会社設立日は12月2日だ。たまに、税務書類に会社設立年月日を記入する機会がある。和暦だ。覚えていない。その都度、調べて書く。でも、機会が少ないから忘れる。

記憶への定着は、そんなもんだ。だから、必要性がなくてもアウトプットしよう。

2012年12月2日 第5期 平成24年
2011年12月2日 第4期 平成23年
2010年12月2日 第3期 平成22年
2009年12月2日 第2期 平成21年
2008年12月2日 第1期 平成20年

平成20年か。

音読もしよう。「平成20年12月2日」だ。

今、喫茶店で3回音読した。「にじゅうねん」という発音は簡単だ。耳がリズムを覚えたと期待する。経験的に、声に出して何かをアウトプットすると記憶に残りやすいことを知っている。

英語のフレーズも似たようなもんだ。

日本語のフレーズも似たようなもんだ。「ムシャムシャ食べる」が、「ポックリ食べる」ことはない。それが間違っていることを、口と耳が知っている。理由は知らない。相性が悪い。

タンスに

ゴン。

ジョンではない。
posted by ヒロ前田 at 21:33| Comment(2) | 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする