5年前に一緒に仕事をした男性ナレーターと久しぶりに再会した。彼はこっちのことは覚えていなかったと思うが、当時の録音スタジオの場所を言ったら、急に思い出してくれた。「中華料理屋が近くにある、あのスタジオね。あぁ、あの時の人があなたね。久しぶり」みたいな会話になった。もちろん英語で。
もう1人の男性ナレーターとは初めて一緒に仕事をした。これまでに何度も名前を見たことはあったが、なぜか、会うのは初めてだった。今後も依頼したいと思わせてくれる、良い仕事をしてくれた。当たり前のことだが、ナレーターの仕事は結果で評価される。しかも1時間とか2時間程度の仕事だ。文字はない。声だけで評価される。そう考えると、ほかのナレーターより高い評価を安定的に得ることは簡単ではないだろう。
ナレーターの仕事をしている人たちは、たいてい、日本語もうまい。スタジオでしか一緒になることはないが、いつか、居酒屋にでも一緒に行ってみたいものだ。